単身赴任での休日

1.アクティブな人も退屈しない休日を過ごせる

休日の過ごし方は人それぞれ。キャンプやボルタリングなどのアウトドアスポーツで汗をかく、スキルアップに励む、ショッピングを楽しむなど、人それぞれ。高砂市内にはガイドブックでは紹介されていない歴史的スポットや観光も楽しめる。その一方、知名度全国区の姫路、淡路島、神戸、大阪、京都、奈良も日帰りで気楽に行ける。高砂周辺は自然環境に恵まれている。また近隣や他県の有名観光地へのアクセスが良好な環境にあるため、アクティブな人も退屈しないだろう。

★知らない土地を歩き、キャンプやデイキャンプするのは楽しい

 

私はいまだにこれらの有名な観光地へ破格で行けるという感覚がある。高砂周辺は自然環境に恵まれているため、気軽にいろいろなアウトドアスポーツが楽しめる。昨年2017年には、すぐ近くの姫路から近い場所に初心者向けのスキー場、峰山高原スキー場がオープンした。兵庫県は日本海側まで広がる県のため、数多くのスキー場を有する。低山も多く、高砂市内にも播磨富士と呼ばれる人気の高御位山がある。少し足を延ばせば六甲山や六甲山連邦がありトレッキングやハイキング愛好家に人気だ。この山系は山陽電車・須磨浦公園あたりから宝塚あたりまであり、超人気スポットである。

2.釣り好きも大満足

山陽電車では釣り場ガイドブックを配布するほど、各駅から釣り場へアクセスできる。海のほか川や池も多く、釣り好きも飽きない環境だ。漁港や海岸、加古川市との境となっている一級河川の加古川などがある。加古川はブラックバスを対象としたルアーフィッシングを楽しむ人が多い。広いフィールドに絶好のポイントを探すのは大変だが場所により雰囲気も異なり、また周囲に建物もないため気持ち良い。加古川の上流には東播磨工業地帯の工業用水の安定供給を目的としてつくられた平壮湖がある。

★川も多い

 

3.お気に入りの店や場所を見つける

お気に入りの場所を見つけることをお勧めする。特に自分の時間を過ごしたい時に良い。1日デイキャンプをして過ごしたり、読書をしたり、スキルアップに励んだり。ストレス解消にも繋がる。もちろん、気の合う仲間と過ごすのもよい。高砂市内でも観光や歴史を楽しめる。自然環境にも恵まれているため、お気に入りの場所を見つけてほしい。ジョギングや自転車で走ることが好きな人には加古川沿いのサイクリング道路がおすすめだ。フルマラソンの42.195kmのコースもある。姫路、淡路島、神戸、大阪、京都、奈良も日帰りで気楽に行けるので、身近な場所と足を延ばして行ける場所があると良い。

週末の時間が充実すれば、仕事はより楽しくなるのだ。

私が引っ越し完了後にやるのは、(1)日用品の買い物場所の確認  (2)アウトドア用品店  (3)バイクショップ(MTB ロードバイク)       (4)カフェ (5)公園や海岸  (6)気軽にゆける低山  (7)個人経営の居酒屋やスナック 

お気に入りの場所を見つける事は楽しい作業だ。新たな出会いでもある。日用品はイオンなどのスーパーの場所を確認し、まずは生活で困らない様にする。土地勘がでてきたら、個人経営のベーカリーや八百屋さん、地元で人気の飲食店などを探す。私の場合はイオンの次は、アウトドア用品店とバイクショップだ(MTBやロードバイク専門店)店の雰囲気やスタッフさんを見れば客層もある程度わかる。彼らとの相性でお気に入りの店を決め、そこをベースに情報収集したりイベントに参加したりする。長くお付き合いができる店が出来れば、よき仲間ができたり週末の時間が充実することになる。

週末の時間が充実すれば、仕事はより楽しくなる。毎日が充実するのだ。私は転勤するとこれを最優先する。私は自動車をもっていないので、自転車、徒歩、公共交通機関の利用が前提になる。自動車がないと交通機関のないエリアには行けないし行動範囲は狭くなる。しかし、自転車や徒歩でないと見えない風景は多い。

4.ショッピング事情

(1)大規模小売店舗

日用品のショッピングを考えるとイオン系列が多い。関東の方になじみのあるイトーヨーカ堂は少ない。イトーヨーカ堂は高砂周辺では山陽電車の別府駅と西二見駅のすぐ近くにある。イオンはイオンタウン、イオンモール、イオン、マックスバリューなどが数多くある。東京オフィス勤務の際は、ほとんど利用することのなかったホームセンター(DAIKI、コーナン、ナフコ)等もあり利用する頻度が増える。これらのホームセンターは無料で軽トラックの貸し出しサービスがある店が多い。DIYが好きな方は木材を運ぶのが大変だがトラックが借りられるため気軽に楽しめる。私はディアオールなどと組み合わせて使用する2×4の木材10本購入した際、軽トラックをお借りした。借りるのに必要なものは免許証。なお無料の軽トラックを借りる手続きでは、住所変更の有無は問われない。

 

(2)高砂市内の商業施設

イオンモールの様なものは一か所。人口が少ないため規模は小さい。地元のスーパや個人経営のお店が点在しているので、自転車があると機動力があがる。身近なお店に物足りなさを感じたら、お隣の姫路市や加古川市に行けば色々なお店がある。加古川市の人口は約26.5万人だが、人口約30万人の明石市よりも商業施設は多く感じる。加古川は道路沿いの店も多く、これらの店の利用では最寄の駅から歩くことになる。高砂市内で日用品の購入で困ることはないと思うが、専門書や電気製品等の上級グレード品や少量生産品などは現物を確認して購入することは出来ない。私がちょっと困った際に行くのは山陽電車の別府駅(加古川市)周辺のイトーヨーカ堂を中核とした商業施設と姫路駅周辺だ。姫路駅周辺は繁華街で姫路城に続く通りや商店街がある。駅から少し離れた場所の建物もあるのでWEBで確認してから行けばよい。

(3)商品にこだわりのある方は梅田、大阪へ

東京や千葉、神奈川、埼玉からの転勤者には姫路や神戸でも品ぞろえは少ないと感じる。私の場合、デジタルカメラやアウトドア用品、家電製品を探しに梅田まで時々でかける。ネット通販もあるがネット販売されている商品は実は少ない。またネット上にある情報は参考にならないものが多い。店頭にしかないものも多く、これらは店にゆき手に取って試すのが一番である。梅田は高砂から山陽電車で1時間20分程度。時間を最優先するならJR西日本に乗り換えればもさほど遠くない。料金優先なら山陽電車には1DAYチケットがあるので、これを利用すると得だ。

 

(4)梅田には「阪急梅田駅」と「阪神梅田駅」がある。

梅田まで山陽電車を経由して行く場合、料金が安くなる1DAYチケットを利用する。乗る電車を間違えると梅田駅についた際、追加料金を取られるので注意が必要だ。特急乗り換えの際など、電車の行き先が「阪神梅田」であることを確認するとよい。「阪急梅田駅」は「阪神梅田駅」よりも広く豪華な印象だ。誤って阪急梅田で下車すると追加料金は280円程度必要だろう。

(5)アウトドア用品店は周辺環境を含めても非常に少ない

東京・御茶ノ水のスポーツ用品店街になれてしまっている人には厳しい現実だ。御茶ノ水であればスキーやシューズなど、最新モデルや日本初上陸モデルなども手に取ってみることができる。価格も競争が激しい分安い。残念ながら梅田あたりでもスキー用品やバックパック等が店頭に並ぶ種類は少ない。最新モデルやレアなモデルなど、こだわりのある人は東京へゆくしかない。

(6)大型書店

書店は誰もが行く場所であるが、その品ぞろえは店によりまちまち。内容を吟味して購入したい方、専門書を色々みたい方は書店が限られてしまう。一般的な雑誌で困ることはないだろう。スキルアップなど、特定ジャンルの書籍などを色々と比較して購入したい方は姫路、明石、三ノ宮の大型書店が良い。


5.カフェなどのくつろぎ空間

私の休日。土曜日は動き、日曜日はゆっくり過ごすというパターン。高砂市内にも個人経営のカフェや喫茶店はある。好きな店をみつけ、自分のくつろぎ空間としたい。もちろん最寄りの図書館や自分の部屋が好きならそれもよいが、こだわりのある店主のカフェは雰囲気が良いものだ。いつもと違う空間で本を読んだり、普段なかなか出来ない考えの整理をする事は気分転換やスキルアップなどで役立つ。。

私の好みは山小屋の様な雰囲気や海が見えるカフェだ。くつろぎ空間は外でも良い。お気に入りのリュックに保温ボトルや食べ物、たためる座布団や降りたたたみチェア、書籍に筆記用具など、必要なものを入れて公園や海岸、川岸などへゆく。私はバーナーを持ち歩くので、お湯を沸かしてコーヒーを入れたりする時間も楽しんでいる。いわゆるデイキャンプだ。外が好きではない方にも是非経験してほしいやり方だ。