防災を考える

1.防災を考える

高砂は自然災害の少ない町だそうだ。地元の方との話でよく耳にしたのは、「津波が発生しても淡路島があるから大丈夫ですよ!」というもの。そして想定津波は40cmほどらしい。いろいろな方と話しをしているうちに、彼らは、これらの話しを本気で信じているのではないか?と思える。実際に発生してみないと分からないが、私にはずいぶん楽観視しているな。と思える。私は日頃から何でも少々大袈裟に考えて丁度良いと考えている。


2.私の地震体験

(1)阪神淡路大震災:私は千葉県船橋市の自宅にいた。TVのニュースを見ながら友人や同僚を心配していた。

(2)東京都に震度5:この時はスキルアップの学校のため東京都渋谷区にあるビルの12Fで震度5を経験した。激しい揺れと隣接するビルの避雷針が激しくゆれている様子をみて、恐怖感を覚えた。揺れが収まった後、外へでると街がいつも通りで違和感を覚えた記憶がある。この時、交通機関はすぐに復旧し、大きな影響はなかった。

(3)東日本大震災:この時、東京都の品川のオフィスにいた。震度5強で、私のいたビルはガラス10枚にひびが入った。公共交通機関もマヒした。この時の私は千葉県船橋市の自宅まで徒歩で帰った。コンビニや居酒屋等は通常営業していたが、休憩所や暖をとる場所と化していた。帰宅途中、時間の経過とともに食べ物がなくなってしまった。道路は大渋滞し、まったく動けない状態であった。ハイヒールを履いている女性たちが座り込む姿を数多く見た。ドン・キホーテでスニーカ等の靴を買う女性は多く、売り切れ続出。自転車も完売。途中休憩しながら帰宅したのは翌日の10時頃だった。地震発生の翌日、飲料水や缶詰、乾電池、自転車等が売り切れ。すぐに食べれる様なパンやインスタント食品もなかった。私の自宅近所の自転車屋さんはライトと在庫していた自転車100台が売り切れていた。ライトは懐中電灯が売り切れてしまったため、自転車用のライトを買った様だ。

(4)熊本大地震:この時、長崎港へ向かう通勤船に乗っていた。通勤船と言ってもグラバーという観光船で600名以上は乗れるは全く船だ。海上にいたので長崎の震度4はわからなった。また、船でのアナウンスはなかった。私は津波注意がでていたので長崎港についたらどうすべきかを考えていた。私の家は大浦天主堂やグラバー園が目の前にある様な場所でマンションの6F。長崎港からは少々距離があった。津波を考えれば長崎港から坂の上に位置する浜町商店街が良いと考えた。この商店街から思案橋の繁華街をぬけると中華街、オランダ通り、自宅となる。結局、何事もなかった。長崎は地震が殆どないない。このためか、大きな揺れに驚いてはいたが、食材の備えや津波を意識する人は少なく、コンビニなどの食べ物も影響はなかった。

2.高砂の防災ポイント

(1)地域についての情報取集。当たり前だが町を知ることだ。特に地理的な特徴、避難場所、川、池、川の氾濫歴、活断層など。家族でハイキングを楽しむように歩いて確認するとよい。また、日ごろから大雨の時の公共交通機関への影響なども気にしておくとよい。ある程度の傾向と対策にはなる。また、高砂市のホームページにハザードマップが掲載されている。これから部屋を借りる人は参考にするとよい。その他、ヤフー防災などにも情報がある。

★高砂市ハザードマップ  

★ヤフー防災持ち物リスト

★東京防災