1.引っ越しストレスはメジャースポットでリフレッシュ
家族での休日は忙しい。転勤で引っ越してきたばかりであれば、生活環境の整備が最優先。必要な家電製品やカーテンなどを買いそろえるのは大変だ。転勤族は会社にもよるが経済的な負担が大きい。加えてそれまでの日常を失う。家族全員が新たな環境で大きなストレスにさらされる。引っ越し完了までを家族で話しながらノートに書くなど作業を楽しむ様にしたい。一般に奥様の負担が大きくなりがちなので注意したい。まずは地元の理解が重要であるが、引っ越しには大きなストレスがかかる。リフレッシュには近所への挨拶の際の手土産を買うつもりで、有名な観光地へゆくのがおすすめだ。
(1)有名な観光地で、ショッピングも楽しめる
引っ越し間もないころのリフレッシュ。家族が買い物嫌い、出ず症でなければ神戸エリアか?姫路エリアがおすすめだ。転勤した際、近くの有名な観光地へ行くと、引っ越してきた感覚としてプラスのイメージもできる。なんといってもリフレッシュできるはずだ。新たな地元の土地勘も大切だが引っ越し時は、なれない住宅地でどんよりした気分になりがちだ。そこで引っ越し作業2日や3日目には有名な観光地へでかけ、気分を大きく変える事をしたい。
①姫路駅周辺
姫路駅は山陽電車とJR西日本が接続している。実際には接続というより、すぐ近くにあると言った感じだ。JR西日本・姫路駅から姫路城に向かって、まっすぐに大通りがある。その先には世界遺産として登録されている真っ白な姫路城がみえ、訪れたものをを魅了する。海外からの観光客も多い中、姫路城へと向かう商店街は活気があり飲食店も多く、ショッピングも楽しめる。兵庫県は革製品やカバンの産地としても有名で、このあたりでしか販売されていない独特な色使いのバッグや靴も見られる。姫路は再開発の途中で、さらに変貌をとげてゆく街であり、城下町として今も栄えている。
②神戸(三ノ宮、元町)
関東でもブランドとして人気の高い神戸。年齢にもよるが、神戸ハーバーランド経由で元町商店街→三ノ宮商店街を歩くのが楽しい。ただし歩くのが嫌いな方や、難しい場合はハーバーランドからJR神戸駅へ戻り、電車を利用するとよい。電車はJR西日本利用なら神戸駅を下車して案内に従い少し歩くと神戸ハーバーランドだ。山陽電車の場合は高速神戸駅下車し、案内に従い歩けば到着する。どちらの駅を利用しても大差ない。神戸ハーバーランドには色々なお店や飲食店があり、神戸の顔ともいえる神戸港の風景も楽しめる。また、阪神淡路大震災の爪痕を一部残した神戸港震災メモリアルパークもある。この神戸ハーバーランドエリアも商業施設が多数あるため、ここだけでも十分楽しめるはずだ。このあたりには神戸アンパンマン&こどもミュージーアム、川崎重工業のカワサキワールド、モザイクガーデン、メリケンパークなどガイドブックを見て頂ければ盛りだくさんである事がわかる。ここから元町商店街までは近いので、駅へ戻るよりも歩いたほうが早い。楽しい1日を過ごせば、家族の引っ越しストレスの軽減に有効だ。
2.高砂を家族で探検
おすすめは山陽電車の高砂駅からのお散歩。
高砂には、奥様が好きかもしれない高級ブランドショップやスポーツショップ、お子さんが好きなゲームソフトの店などはない。好みの店はないかもしれないが歴史を味わえる街並みや味覚を楽しませる飲食店がある。家族で探検するのが面白い。私の場合、知らない街を楽しみたければ、GOOGLEなどに頼らず、偶然だけに頼って探してみる。歴史的な建物や街並み、そして個性的な飲食店が小さな町に点在しているので、そのほうが楽しめるはずだ。楽しみを奪うといけないので詳しくは書かないが、高砂駅前周辺、高砂神社、高砂港方面に向かうつもりで歩くとよい。このあたりが楽しめたら伊保、曽根、宝殿からも歩いてほしい。
3.家族での釣りも楽しい
山陽電車では釣り場ガイドブックを配布するほど、各駅から釣り場へアクセスできる。海は高砂工場の立ち並ぶエリアを除けば、どこも釣り場と言った感じ。 高砂や伊保の港、加古川等がある。残念な点はトイレが必ずあるわけではないので、釣り場により確認が必要だ。釣りのポイントは多数あるが、お隣の加古川市の別府港や人工島、明石市に入るが東二見あたりから明石~垂水などへ海沿いを歩けるので、釣りポイントの確認をしながら楽しめる。山陽電車の駅だが「海釣り公園」がある。ここは神戸市営の管理釣り場だ。駅の改札をでれば、すぐに釣り場である。この釣り場、完全に海上にある。家族で気楽に電車でゆける。フィッシングタックルをもっていない方も釣り具レンタルがあるので問題ない。
4.お気に入りの店や場所を見つける
家族で過ごせるお気に入りの場所を見つけることをお勧めしたい。週末はいつもショッピングという方も多いだろう。お子さんの部活や塾などに追われる方も多いだろう。できれば月に一回は自然環境のなかでゆっくりしたい。真夏は厳しいがデイキャンプで1日過ごしたり、低山ハイキングもストレス解消にも繋がる。勿論、高砂市内でも観光や歴史を楽しめる。自然環境にも恵まれているため、お気に入りの場所を見つけてほしい。家族でジョギングや自転車で走ることが好きな人は加古川沿いのサイクリング道路がおすすめだ。フルマラソンの42.195kmのコースもある。場所により自動車の駐車もできるので確認しておくとよい。姫路、淡路島、神戸、大阪、京都、奈良も日帰りで気楽に行けるので、子供が部活や塾で追われていないなら、月に一度は少し足を延ばし知名度全国区の観光地へゆくのもよい。
5.地元のレストラン
高砂周辺には「明日香」というレストランがある。山陽電車・高砂駅の裏側にもある。店内の雰囲気も良く、食事はボリュームもあり満足度がたかい。喫煙可能なため、たばこが気になる方には勧めない。店舗ごとに店内の雰囲気が異なり、確かめてはいないがメニューや味にも違いがあるらしい。
6.ショッピング事情
(1)野菜はふぁーみんShop高砂が人気だ。JA兵庫南がやっている産直野菜の直売所だ。説明によると「地産地消」をモットーにしている。野菜のほか、切花やお米、、水産加工品などを販売している。朝から混雑するので、朝早めにゆくとよい。駐車場は無料で30台分ある。
★JA兵庫南ふぁーみんShop高砂
〒676-0078
兵庫県高砂市伊保1-4-1
079-447-0881
定休日
日曜・祝日
営業時間
9時から17時大規模小売店舗日用品のショッピングを考えるとイオン系列が多い。関東の方になじみのあるイトーヨーカ堂は少ない。イトーヨーカ堂は高砂周辺では山陽電車の別府駅と西二見駅のすぐ近くにある。イオンはイオンタウン、イオンモール、イオン、マックスバリューなどが数多くある。東京オフィス勤務の際は、ほとんど利用することのなかったホームセンター(DAIKI、コーナン、ナフコ)等もあり利用する頻度が増える。これらのホームセンターは無料で軽トラックの貸し出しサービスがある店が多い。DIYが好きな方は木材を運ぶのが大変だがトラックが借りられるため気軽に楽しめる。私はディアオールなどと組み合わせて使用する2×4の木材10本購入した際、軽トラックをお借りした。借りるのに必要なものは免許証。なお無料の軽トラックを借りる手続きでは、住所変更の有無は問われない。
(2)高砂市内の商業施設
イオンモールの様なものは一か所。人口が少ないため規模は小さい。地元のスーパや個人経営のお店が点在しているので、自転車があると機動力があがる。身近なお店に物足りなさを感じたら、お隣の姫路市や加古川市に行けば色々なお店がある。加古川市の人口は約26.5万人だが、人口約30万人の明石市よりも商業施設は多く感じる。加古川は道路沿いの店も多く、これらの店の利用では最寄の駅から歩くことになる。高砂市内で日用品の購入で困ることはないと思うが、専門書や電気製品等の上級グレード品や少量生産品などは現物を確認して購入することは出来ない。私がちょっと困った際に行くのは山陽電車の別府駅(加古川市)周辺のイトーヨーカ堂を中核とした商業施設と姫路駅周辺だ。姫路駅周辺は繁華街で姫路城に続く通りや商店街がある。駅から少し離れた場所の建物もあるのでWEBで確認してから行けばよい。
(3)商品にこだわりのある方は梅田へ
東京や千葉、神奈川、埼玉からの転勤者には姫路や神戸でも品ぞろえは少ないと感じる。私の場合、デジタルカメラやアウトドア用品、家電製品を探しに梅田まで時々でかける。ネット通販もあるがネット販売されている商品は実は少ない。またネット上にある情報は参考にならないものが多い。店頭にしかないものも多く、これらは店にゆき手に取って試すのが一番である。梅田は高砂から山陽電車で1時間20分程度。時間を最優先するならJR西日本に乗り換えればもさほど遠くない。料金優先なら山陽電車には1DAYチケットがあるので、これを利用すると得だ。
(4)梅田には「阪急梅田駅」と「阪神梅田駅」がある。
料金が安くなる1DAYチケットを利用する場合、乗る電車を間違えると梅田についた際、追加料金を取られるので注意が必要だ。特急乗り換えの際など、電車の行き先が「阪神梅田」であることを確認するとよい。阪急梅田駅は阪神梅田駅よりも広く豪華な印象だ。誤って阪急梅田で下車すると追加料金は300円弱必要。
(5)アウトドア用品店は周辺環境を含めても非常に少ない
東京・御茶ノ水のスポーツ用品店街になれてしまっている人には厳しい現実。御茶ノ水であれば最新モデルや日本初上陸モデルなども手に取ってみることができる。価格も競争が激しい分安い。残念ながら梅田あたりでもスキー用品やバックパック等が店頭に並ぶ種類は少ない。最新モデルやレアなモデルなど、こだわりのある人は東京へゆくしかない。
(6)大型書店
書店は誰もが行く場所であるが、その品ぞろえは店によりまちまち。内容を吟味して購入したい方、専門書を色々みたい方は書店が限られてしまう。一般的な雑誌で困ることはないだろう。スキルアップなど、特定ジャンルの書籍などを色々と比較して購入したい方は姫路、明石、三ノ宮の大型書店が良い。
私の休日。土曜日は動き、日曜日はゆっくり過ごすというパターン。高砂市内にも個人経営のカフェや喫茶店はある。好きな店をみつけ、自分のくつろぎ空間としたい。もちろん最寄りの図書館や自分の部屋が好きならそれもよいが、こだわりのある店主のカフェは雰囲気が良いものだ。いつもと違う空間で本を読んだり、普段なかなか出来ない考えの整理をする事は気分転換やスキルアップなどで役立つ。。
私の好みは山小屋の様な雰囲気や海が見えるカフェだ。くつろぎ空間は外でも良い。お気に入りのリュックに保温ボトルや食べ物、たためる座布団や降りたたたみチェア、書籍に筆記用具など、必要なものを入れて公園や海岸、川岸などへゆく。私はバーナーを持ち歩くので、お湯を沸かしてコーヒーを入れたりする時間も楽しんでいる。いわゆるデイキャンプだ。外が好きではない方にも是非経験してほしいやり方だ。家族で過ごす休日は忙しい。